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白塗り講座に行ってきました
日舞の本舞台に立つ際のメークである白塗りの講座を受けてまいりました。
かつらも衣裳もなく首も塗っていないので大変不気味な写真ですがお許しを…m(__)m
自分でお化粧の練習をするのですが、いやぁ、なかなか難しかったです…職人さんのお仕事には本当に頭が下がる思いです。
講師の先生には色々お話を伺うことができ、それまた感服することばかりでした。
役柄や顔立ちに合わせて顔を変えるのはもちろんの事、踊っている最中に、いつもとは違う勝手で眉間に力が入ってしまうのでそれも考慮して顔を作るとか、顔立ちのはっきりした人には引き算で描いていく(私なんかは、どんどん足しちゃってください!って感じですが…(-_-))等々…
伺ったお話の中で、舞台で顔を作って頂く際の注意事項を伺いました。
1、直前に顔そりはやらない。←おしろいのひっかかりがなくなってきれいにのらないそうです。
2、顔を作って頂く前の洗顔で使う石鹸は、牛〇石鹸等の安い石鹸がよい。ヒアルロン酸入り等は避ける。←顔の皮脂をがっつり落として肌がガビガビになる位の方が、お化粧のノリがいいそうです。
何かのご参考にして頂ければ幸いです♪
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テレビ撮影の着付けのお手伝い
テレビ撮影の着付けのお手伝いで、東北沢の綿谷邸へ伺ってきました。
洋館と和風家屋が続いた、素晴らしいお屋敷です。
お嬢様が上から降りてきそうな階段…
素敵な洋間…
お庭も素晴らしい。
こちらは和風家屋。奥で撮影の準備が行われています。
こんな感じにお仕度が出来上がりました。
乗合船の「白酒売り」です。
とても貴重な経験をさせて頂きました。
ありがとうございました。
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11月です 酉の市
用があって大森に行きましたら、ずらーっと露店が出ていました。何のお祭り?と思ったら、鷲(おおとり)神社の酉の市でした。
酉の市という言葉は、清元「北州」にも出てきます。北州とは吉原の事で、吉原が江戸城より北にあることからそう呼ばれるようになりました。
「北州」は、吉原の四季を歌っています。江戸時代の吉原は今とは違い、ある意味文化の中心地。日本舞踊の踊りの歌詞には、吉原を歌ったものが沢山あります。
♪…約束堅き神無月に 誰が誠より本立(ほんりゅう)の 山鳥の尾の酉の市 妹(いも)許(がり)ゆけば千鳥足…
「北州」の後半部分の歌詞です。「神無月」は陰暦十月。ここから吉原の冬を歌っていきます…
しかし今日の東京の最高気温は21℃超…どうなっているのでしょう?
大森の鷲神社の向かいにある天冨久さんで、ランチの天丼を頂きました。たまたまテレビを見ていたら紹介されていたのですが、前回伺ってボリュームとお味に満足したので再訪しました。そしたら奥さんが私を覚えていてくれました。なんだか嬉しい!
帰りに鷲神社でお詣りして、熊手を購入。最初は小さい熊手から始めて年々大きくするのが良いそうで、というか前の年より小さくすると商売縮小?ということらしく、ビギナーの私は一番小さい鷲神社印の物を頂いてきました。
今年の酉の市は
一の酉 11月5日(木)
二の酉 11月17日(火)
三の酉 11月29日(日)
です。
三の酉まである年は、火事に注意だそうです。
確かに、先日のお会式3日目に明治通りで消防車が32台出動する火事があり、私たちの連は火事現場近くにいたため通り抜けることができず、やむなく撤収になったという残念な年でした…(´;ω;`)
くれぐれも火の用心を!
和食マナーセミナーランチ会に行ってまいりました
日本マナーマイスター学会理事 伊東香苗先生主催の、和食マナーセミナーランチ会に行って参りました。
会場は、築地の「くずし割烹 竹の庵」さんです。
天ぷらが特に美味しく、安比茸という安比だけで採れる珍しい舞茸や、幻の茄子、甘~いさつまいもの天ぷら等々、とても美味しいランチを頂きました。
マナー教室では、お箸やお椀の扱い方など、実践で細かく教えて頂きましたが、その中でも特に心に響いたのが、お懐紙の使い方です。
和食では手皿はNGなので代わりにお懐紙を使う、こぼれたものをさっとぬぐう、お魚など食べにくいものを押さえたり残を隠す、等々使い方はオールマイティ!
素晴らしい日本文化です。
今までも、ご祝儀袋にお札を入れる際などに使ったりはしてましたが、持ち歩く事によってこんなに使い道が広がることに驚き!
香苗先生はお懐紙を箸袋にし、名前を書き入れたものを一人ずつご用意して下さり、それこそ「おもてなし」の心だなと感じました。
ということで、早速帰りに鳩居堂さんでみてまいりました。
お懐紙を、さっとスマートに使えるよう精進したいと思います。
下に敷いてあるのは、お土産に頂いた椿柄の手ぬぐい。
玉椿という名前にかけて、わざわざ香苗先生がご用意して下さいました。
これまた「おもてなし」の心ですね。
マナー教室で教えて頂いたことを、私も生徒さん方にフィードバックできればなと思います。
次回の「多古米」を食べる会(多古米が今回の教室で話題に上り、次回の企画になりました。本当に楽しいお話しばかりで、あっという間に時間が過ぎました。)も楽しみです!
東京女子大学日舞研 大学祭「VERA祭」で踊ります♪
私も時々お稽古のお手伝いをさせて頂いている東京女子大学日本舞踊研究会が、大学祭である「VERA祭」で日舞を披露させて頂きます。
http://ameblo.jp/tonjyo-nichibu/entry-12082103578.html
みんな頑張ってお稽古しております!
師匠の檄も飛びまくっております(^_^;)
2015年11月15日(日) 13時開演予定です。
演目等の詳細が決定次第、あらためてお知らせさせて頂きます。
この大学祭の名前「VERA祭」の「VERA」ですが、新約聖書「フィリピの信徒への手紙 第4章8節」に書かれた聖句の一節を示した、ラテン語の「QUAECUNQUE SUNT VERA」からきています。これは東京女子大学の標語で、「すべて真実なこと」という意味です。
「QUAECUNQUE SUNT VERA」の文字は、本館正面の壁に刻まれております。
とても綺麗な大学ですので、皆さんぜひVERA祭にお越し下さいませ。
ちなみに以前五千円札に印刷されていました新渡戸稲造氏が初代学長です。