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もうすぐ勉強会!
今度の日曜6月21日に、清澄白河の深川江戸資料館小劇場にて、花柳流日本舞踊研柳会の勉強会がおこなわれます。
私も、「吉原雀」を踊らさせて頂きます!
本日も稽古に行ってまいりました…
世話物の難しさを痛感しております…(T_T)
芝居をするのは、難しいです。綺麗に踊っているだけではいけない…
これから、世話物のお稽古を沢山していかねばと、課題をみつけました。
お恥ずかしい吉原雀ですが、みなさま、ぜひお越し頂けましたら嬉しいです♪
私のかかり時間は、およそ16時少し過ぎかと思われます。
清澄白河は、最近ブルーボトルコーヒー日本進出1号店が出店になったりと、カフェの街としても知られているようです。
お散歩がてらお越し頂けましたらと思います。
入場無料です!
よろしくお願い致します(*´ω`*)
銀座結び
着付け教室のレッスンで、今回は「銀座結び」をお稽古してみました。
名古屋帯で結ぶ、お太鼓結びの変形バージョンです。
「銀座結び」は、戦後銀座のママさんが名古屋帯を使って「角出し」をアレンジしたもの、だと言われています。
ちなみに「角出し」とは、歌舞伎の町人の女性などでみかける、「引き抜き」という(結構難しい!)技法を使った、帯揚げや帯締めを使わない結び方です。
パッと見は、よく似ています。
今回の「銀座結び」は帯枕を使わないので、ねじる方法で帯を結び、帯枕のかわりに腰ひもを使ってお太鼓のてっぺんをつくりました。
お稽古してみると、帯を結ばなかったりするので、結構皆さん簡単に結ぶことができました。
ただ、お太鼓結びとはまるで手順が違うので、忘れないように、時々お稽古に入れていきたいと思います。
皆さんお家にある名古屋帯を各々持ってきて頂いているので、色々なタイプの名古屋帯で銀座結びをしたのを拝見しましたが、芯が入っている固めの帯や織の帯の方が仕上がりが綺麗なようです。
これからの季節は単衣の着物に博多帯で結んだり、薄物の着物に銀座結びと日傘という組み合わせも、粋で素敵ですね♪
単衣の着物
5月だというのに台風が来て、今日は28度を超え暑かったですね。
先日ボランティアに伺った日も26度を超える夏日…
単衣(ひとえ)の着物は6月と9月に着用致しますが、暑がりの私には袷(あわせ)の着物で踊るのはちょっと辛すぎ…。
ということで、単衣の着物を引っ張り出してまいりました。
単衣の紬に博多帯を合わせてます。博多帯も一重で仕立ててありますから、軽くて涼しげです。
ホームのおばあちゃま方や通りすがりのおば様にも涼しそうでいいわねと、お声をかけて頂きましたよん。
単衣の着物は、袷用の反物を裏地をつけずに仕立ててあるものです。
裏地が付いていないだけで、涼しい涼しい!
空気の層っていうのは、保温効果があるんですねぇ。
帯は6月でしたら、夏帯を合わせることも多くなります。
その際は帯揚げ帯締め半衿も夏物の方が良いですね。
季節ごとに素材や合わせる小物もかわる日本の着物って素敵ですね。
潮来出島と奴さん
先週末、月に一度お伺いしているホームのボランティアに伺い、日舞を踊ってきました。
ホームのおじいちゃま、おばあちゃま、職員の方々にいつも温かく迎えて頂き、また踊る機会を頂いて、いつもありがたく思います。
今回は、季節ものの曲として「潮来出島」と、もうひとつは掛け声もにぎやかに「奴さん」を踊りました。
近くの公園にあやめがきれいに咲いてまして、今回は「潮来出島」にしようと思いました。
「潮来出島」 歌詞
潮来出島の真菰の中に
菖蒲咲くとはしおらしい サアサよいやサア
宇治の柴船 早瀬を渡る
わたしゃ君ゆえ のぼり船 サアサよいやサア
長唄「藤娘」の中にも組み込まれている小曲です。
振りも、あやめを眺めたり、2番に出てくる渡り船を表現したりと、とても素敵な可愛ゆらしい振りがついています。
そういえば、もうすぐ茨城県潮来市の「潮来あやめ祭り」が開催されますね。
今年は5/23(土)~6/28(日)までだそうです。
嫁入り船というのがあるそうで、白無垢をきた花嫁さんが船に乗って嫁いでいきます。素敵♪こういうの、やってみたかったわ。一度、あやめ祭りに行ってみたいものです。
ちなみに、この「潮来出島」と「松の緑」が、現在花柳流普通部初級(名取試験)の課題曲ですね。
試験は大変ですね、何事も…
我が家にも受験生がおります…ふぅ…